私の金沢百景

第3景 「梅の橋」からの眺め(浅野川)

 
 金沢の中で最も昔ながらの情緒が残る東山界隈。そのそばを流れる浅野川に架かる橋が梅の橋だ。

浅野川には幾つも橋が架かっているが、この橋は木造風の歩行者だけが通れる橋でその長さは他の橋に比べると長いほうだ。

 この橋の上に立つと目の前に大空が広がり私はいつも心がスカッとする。

 昔の街並みが残っているためこのあたりは狭い路地が多くゴチャゴチャとした感じだが、そんな中にあってここだけは広さを感じる唯一の場所だ。

「梅の橋」よりユリカモメの飛翔

冬(欄干)
 
 冬は沢山のユリカモメが滞在し欄干から川の上を飛び交う姿は美しい。

 春は河川敷の満開で華やかになった桜並木を一望できる。

 夏は川の上に爽やかな風が吹き、涼むには最高の場所となる。

そして秋は空の広さを感じとれる。

この橋の上は四季折々の景色を楽しめそしてこの界隈に住む人たちの生活が見えてきそうなそんな特等席だ。


5月(鯉流し)

夏(ラジオ体操)

 
卯辰山宝泉寺より
おわり

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